敷地調査図面作成担当の加藤です。
今回も鉄道ネタです。
いったい誰が興味深々で読んでくれるのかは分りませんが、
年内最後も鉄道ネタで推したいと思います。
今回も
「秋田新幹線こまちE6系」の説明です。

現在JR東日本では、秋田駅~東京駅の最短所要時間を
上り(秋田駅→東京駅)で3時間39分
下り(東京駅→秋田駅)で3時間37分
と公表しています。
ここで最短所要時間の意味と、上りと下りでの所要時間の違いを説明します。
最短所要時間とは、秋田駅~終点東京駅までの運行最短時間です。
なぜ
「最短」という言葉が付くのかと言うと、編成によって通過駅と停車駅が
存在するからです。
そもそも、こまちの停車駅は「
秋田 →
大曲 →
角館 →
田沢湖 →
雫石 →
盛岡(はやぶさと連結) →
仙台 →
大宮 →
上野 →
東京」の10駅なのですが、
秋田駅始発のAM6:08分発 こまち6号においては、
「
秋田 →
大曲 →
盛岡(はやぶさと連結) →
仙台 →
大宮 →
東京」と、
半分の5駅にしか停車しません。
これは完全に時間に迫られてるビジネスマン向けの編成ですね。
よって
「最短」の文字が付けられているのです。
次に所要時間の違いについてですが、
簡単に言えば盛岡駅での「連結作業」でしょう。

上り列車の連結時は盛岡駅構内で3度停車し、スピードを緩めて慎重かつ安全
に行います。
一方下り列車の切り離しは自然な発車で簡単に行う事が出来ます。
よってその差でしょう。(他にもあると思いますが)
さてこの運行所要時間ですが、
約3時間半。普通に考えたらとても長い時間です。
映画なら2本は観れますね。
この時間ですが、たいていの方は「睡眠時間」とされているのではないでしょうか。
そこで私が、秋田新幹線こまちで最も安眠出来る座席を最善の条件に当てはめて
導き出したいと思います。
まず通常1両の車両には、前後2ヶ所に台車(車輪部)が取付けられていますが、
その台車の中間地点が一番揺れ等が少ないとされています。
条件1、
「1車両の中央付近」その台車にモーターが取付けられているのが基本ですが、秋田新幹線こまちに
おいては12号車と16号車には、前後どちらの台車にもモーターが付いていません。
ただ引っ張られているだけの車両なんです。
よって走行時のモーター音「ウィ~~ン」が無いのです。
(12号車と16号車は共に普通車、グリーン車は11号車)
条件2、
「12号車か16号車の車両の中央付近」12号車と16号車には公衆電話があったり、普通トイレ、車いす対応トイレ、
洗面所等があります。
よって通路の人通りが多いと推定されます。
しかし12号車には「車掌室」があるので、睡眠中の置き引き等の防犯面を考慮
すると12号車が選択されます。
また12号車は全34席、16号車は全60席と設定されている為、
雑談等・トイレ活用者の絶対数からみても必然的に12号車が選択されます。
条件3、
「12号車の車両の中央付近」→
こまち車両配置図ここまでの条件上、自ずと座席は2A~2D、3A~3Dの8席に限定されてきました。
→
12号車座席表せっかくですので、更に絞ってみます。
2A~2Dは3A~3Dと違い、前列が車いす対応座席となっているので、若干足元が
広く設定されています。
よって2A~2Dが選択されます。
条件4、
「12号車の2A~2D」筆が止まりませんので、更に極限まで絞ってみます。
上り列車(秋田 → 東京)の場合2A、2Bは太平洋側になり2C、2Dは日本海側に
なります。
日本は左側通行ですので、日本海側の2C、2Dが下り列車とすれ違う側になる
のですが、数秒の事とはいえ、このすれ違いの騒音にとても驚かせられます。
しかし反対の太平洋側は、高架橋の防音壁に反射する走行音と盛岡からお供
する事になります。
よってこの不快感には個人差が生じてくるので、一概にどちらが良いと言い難い
です。
また、窓側・通路側の違いも生じてきます。
では、各席のメリット・デメリットを一覧にしてみましょう。
「2A」メリット:窓に寄り掛かれる、景色を楽しめる(スカイツリー、さいたまスーパー
アリーナ等)、コンセント付き、日除け開閉の決定権がある
デメリット:防音壁騒音、席を立つ時2Bの方に申し訳ない

「2B」メリット:窓側の座席より若干騒音が少ない
デメリット:通路を行き交う人が気になる、コンセントが無い、毎回2Aの人に
起こされる
「2C」メリット:窓側の座席より若干騒音が少ない
デメリット:通路を行き交う人が気になる、コンセントが無い、毎回2Dの人に
起こされる
「2D」メリット:窓に寄り掛かれる、景色を楽しめる(富士山等)、コンセント付き、
日除け開閉の決定権がある
デメリット:すれ違い列車騒音、席を立つ時2Cの方に申し訳ない

どれもこれも選びがたいですが、ここはメリットが多く騒音も慣れれば大丈夫
との個人的な観点から2Aにします。
※更に毎回利用する時、スカイツリーを見る事で上京した事を実感出来るので。
<最終結論>秋田新幹線こまちを終点の東京駅まで乗車する際、道中最も安眠出来る
座席は「12号車2A席」となります。(あくまでも個人的な意見です)
→
2A席どうぞ、満喫した新幹線の旅へお役立て下さい。
しかし全新幹線車両の中だと間違いなく、
東北新幹線はやぶさ号の
「グランクラス」でしょうね。
一度は乗ってみたいものです。

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